加工別に実績ある アルミ加工会社を紹介!
           作りたい『素材・部品』に適した会社がわかる

アルミの二次加工会社
32社を徹底調査!

加工別に実績ある アルミ加工会社を紹介!

アルミを用いた部品・製品の製造は大きく分けて地金生成から素材・部品加工、製品化へと至る流れが一般的です。
本サイトは新たに加工会社をお探しの担当者のために、アルミ部品における素材・部品加工にフォーカスし、おすすめのアルミ加工会社をご紹介。
各分野で高い技術力を持つおすすめ会社も紹介していますので、ぜひお役立てください。

“あと一歩”を解決!
技術力の光る
アルミ加工会社3選

既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1

管材(パイプ)の加工なら
日本伸管
管材のこんな要望を解決!
  • #薄肉
  • #極小径
  • #内面美観
  • #肌加工
  • JAXAからの依頼で製作した内径φ8のクシ型ヒートパイプや、内径寸法精度+0.063/0の鉄道車両用シリンダー材、自動車やバイクのマフラー材など、高精度なパイプ材の製造が得意なメーカー。
  • 「偏肉率1.35%以下・外径φ22×内径φ9に対し公差±0.02」といった難しいオーダーにも対応できる技術力や経験を持つ。
板材・箔材の加工なら
MAアルミニウム
板材のこんな要望を解決!
  • #薄膜
  • #複雑圧着
  • #耐食性
  • #高強度
  • 印刷版や内外装建築材などの厚い板から、食品やリチウムイオン電池の包装材などの薄い箔まで、幅広い対応実績がある。
  • 論文発表や学会受賞歴※2など、研究や分析が得意なメーカーでもあり、強度・耐食性・成形性といった課題から素材開発の相談も可能。
線材・棒材の加工なら
神鋼アルミ線材
線材のこんな要望を解決!
  • #結晶粒微細化
  • #偏析防止
  • #限界加工率向上
  • #高圧対応
  • 国内で唯一、ビレットで均質化熱処理後に熱間圧延で線材化する「ビレット圧延方式」を採用※3しており、ミクロポロシティやブローホールがほとんど発生しない高品質な線材/棒材の製造が可能。
  • 半導体の導電材、自動車部品のネジ用素材など、ミリ単位の精密加工が必要な部品の製造実績もある。

※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。(2024年4月18日調査時点)
参照元:一般社団法人日本アルミ協会 https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。

多種多様な部品へと繋がる、素材・部品加工
加工方法、部品ごとに
会社を見る

アルミ部品は、ビレットやインゴットなどの地金を生成した後、押出や引抜、圧延といった加工を経て製造されます。

作りたい素材・部品によって適した加工方法がありますので、まずは「どの加工方法を採用するべきか」を以下の表からご確認ください。

豊富な経験から複雑な要求にも柔軟に対応してくれるであろう、事例が豊富なアルミ加工会社も各加工方法でご紹介しています。

加工方法 部 品
引抜加工
引抜
押出
icon
押出加工

パイプ、シリンダー、
シャフトなど

圧延
圧延
icon
板状の部品

箔、板など

熱間圧延
熱間圧延
icon
線状の部品

裸線、撚線、被覆線など

鍛造
鍛造
ダイカスト
icon
複雑な形状の部品

複雑な形態

【早見表】
加工方法別・実績豊富な
アルミ加工会社まとめ

«スクロールできます»

パイプやシリンダーなどに用いる
引抜加工を依頼するなら
日本伸管
引抜加工

おすすめの理由

  • 国立極地研究所の「南極氷床深層掘削計画」で使用された実績もあるなど、引抜き加工の分野において豊富な実績とノウハウを持つ。
  • 外内径を削らずに製品化したいという依頼に対し、21通りの条件施策から偏肉率1.35%以下の高精度パイプ材を製作

公式サイトから
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フレームやシャフトなどに用いる
押出加工を依頼するなら
アイシン軽金属
押出,引抜

おすすめの理由

  • ドアフレームやサンルーフなどシンプルなアルミ部品はもちろん、ステアリングシャフトやクラッシュボックスのように複雑な形状の部品の製造も行っており、特に自動車部品製造においてLEXUSのLSやトヨタのプリウス、ゼネラルモーターズなど多数の採用実績がある。

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板や缶・薄い箔などに用いる
圧延加工を依頼するなら
MAアルミニウム
押出,引抜

おすすめの理由

  • 厚みのあるアルミ板から薄いアルミ箔まで対応しており、食品・飲料の容器から建築材料まで、幅広いジャンルの依頼が可能。
  • 使用済み飲料用アルミ缶(UBC)を再生するリサイクル事業や、アルミ箔を用いた回路材や電線被覆を製造するなど、粉砕~加工まで手掛ける。

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裸線・撚線・被覆線などに用いる
熱間圧延加工を依頼するなら
神鋼アルミ線材
押出,引抜

おすすめの理由

  • 国内で唯一「ビレット圧延方式」を採用している加工会社(2024年5月16日調査時点)であり、均質化熱処理により内部欠陥が減少するため、高品質なアルミ線材・棒材の製造が可能。
  • 数ミリ単位から数センチ単位までフレキシブルに対応し、半導体製造部品など高い精度を求められる加工の実績がある。

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車両や航空機パーツなどに用いる
鍛造加工を依頼するなら
神戸製鋼所
押出,引抜

おすすめの理由

  • 油圧鍛造や砂型鍛造、メカニカル鍛造など様々な鍛造加工方法を提案でき、要望に合わせた加工が可能。
  • 6,300トンのメカニカルプレスや8,000トンの油圧プレス設備を持ち、自動車のアームなど大型製品をはじめ、航空機・鉄道車両などで多数の実績がある。

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トランスミッションなどに用いる
ダイカスト加工を依頼するなら
アイシン軽金属
押出,引抜

おすすめの理由

  • アルミ部品のダイカスト加工から組み立てまで一貫対応できる生産ラインを構築しており、加工後のトリミングや表面処理にも対応。画像検査と外観検査による品質管理も徹底。
  • 特に車のダイカスト製品の豊富な加工実績を持ち、さまざまな自動車部品を同工法で製造している。

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※選定条件
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査(2024年4月18日時点)。
以下の条件と選定理由でおすすめ会社を選定しています。
・日本伸管:32社の中で引抜加工に対応している会社の内、最も加工事例が多いアルミ加工会社として選出。
・アイシン軽金属:32社の中で押出加工・ダイカストに対応している会社の内、それぞれ最も加工事例が多いアルミ加工会社として選出。
・MAアルミニウム:32社の中で圧延加工に対応している会社の内、最も加工事例が多いアルミ加工会社として選出。
・神鋼アルミ線材:32社の中で熱間圧延加工に対応している会社の内、最も加工事例が多いアルミ加工会社として選出。
・神戸製鋼所:32社の中で鍛造加工に対応している会社の内、最も加工事例が多いアルミ加工会社として選出。

COMPANY

【素材・部品別】
多数の実績がある
アルミ加工会社をご紹介

高品質な製品を作るためには、各部品に適した加工方法を採用する必要があります。
以下では、加工方法別に、おすすめのアルミ加工会社の特徴や事例をご紹介します。

創業から高精度な引抜加工を得意とする

日本伸管

日本伸管のアルミ加工製品の画像

引用元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/technology/hikinuki/ikei.html

日本伸管がパイプ・棒状部品の
加工に適している理由

国立研究所のプロジェクトにも
採用される高度な技術

日本伸管は、高度な引抜き加工技術を有しているアルミ加工会社です。同社が製造した外管は、国立極地研究所の「南極氷床深層掘削計画」で使用された実績もあります。

また、引抜き加工の分野においては豊富な実績とノウハウがあり、さまざまなニーズに対応しているのも魅力です。棒状部品が必要な際は相談してみるとよいでしょう。

参照元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/case/case_detail03.html

素材調達・加工・アルマイト処理
まで一貫対応

日本伸管は、アルミ素材の調達から加工、アルマイト処理まで、社内で一貫対応する体制を整えています。アルマイト処理は硬質アルマイト処理のほか、普通アルマイト処理や特殊コーティングも対応が可能。

同社が生み出した超硬質アルマイト処理も提供しています。また、アルミの接着やボルト締めなどの組み立ても柔軟に対応が可能です。

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日本伸管のアルミ加工事例

鉄道車両向けシリンダー材

鉄道車両の戸閉用ドアで使用するシリンダー材を製造した事例の画像

引用元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/case/copy_case_detail10.html

鉄道車両の客室ドア開閉用に使用するシリンダー材を製造した事例です。内面の面粗度規格が厳しくホーニング加工が必要になるほか、外観仕様も厳しい条件となっていました。
これらの条件を解決すべく、日本伸管は引抜加工の工程設計を実施。ホーニング加工が不要になり、コストダウンを実現しました。

また、外観については社内で外面の研磨を行い、工程上で工夫を凝らすことで仕様をクリア。内径は同社が得意とする硬質アルマイト処理を実施し、内面の膜厚を均一にしています。

参照元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/case/copy_case_detail10.html

偏肉率1.35%以下の
高精度パイプ材

偏肉率1.35%以下の高精度パイプ材事例の画像

引用元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/case/case_detail11.html

外内径を削らずに製品として使うために、偏肉率1.35%以下の高精度パイプ材を製作した事例です。まずは、押出メーカーと共に専用の材料開発から着手。

さらに、引抜加工工程や引抜金型形状の見直し、細かな作業見直し等、21通りの条件で試したところ、製品で偏肉率1.35%を下回る精度を実現しました。

参照元:日本伸管公式HP
https://www.nihonshinkan.co.jp/case/case_detail11.html

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日本伸管の企業情報

会社名 日本伸管株式会社
本社所在地 埼玉県新座市中野1-10-22
電話番号 048-477-7331
公式HP https://www.nihonshinkan.co.jp/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、引抜加工のおすすめ会社を選定しています。
・日本伸管の選定理由:今回調査した32社の中で引抜加工に対応している会社の内、最も引抜加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

車の機能性部品に
強み

アイシン軽金属

自動車部品の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

アイシン軽金属が押出加工に
適している理由

多種多様な押出製品(自動車関連)を手がける

アイシン軽金属は、押出加工で多数の自動車部品を手がけてきた実績を有しています。ドアフレームやサンルーフなどシンプルなアルミ部品はもちろん、ステアリングシャフトやクラッシュボックスのように、複雑な形状の部品の製造もおこなっています。

自動車向けのアルミ部品が必要な際は、同社に相談してみるとよいでしょう。

顧客に合わせた多様なニーズに対応

アイシン軽金属はアルミ部品製造をワンストップで手がけており、顧客のさまざまなニーズに対応しています。長年培ってきたノウハウと確かな押出加工の技術を元に、自動車部品製造を手厚くサポートしているのが特徴。

アルミ合金の開発や工法開発にも力を入れていますので、技術力には確かなものがあります。

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アイシン軽金属のアルミ加工事例

自動車ボディに使うクラッシュボックス・バンパー

自動車部品の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

自動車のボディで使用するクラッシュボックスや、アルミバンパー・ハイテンバンパーの加工事例です。LEXUSのLSやトヨタのプリウスでの採用実績があります。また、ハイテンバンパーはトヨタ・アルファードやハイエースでも用いられています。
クラッシュボックスやバンパーは車の安全性能に関わる部品ですが、いずれも軽量さと頑丈さが求められます。アイシン軽金属は、こうした安全部品の領域でも豊富な実績を有しています。

参照元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

ハウジング・ローターなど走行・機関部品

ハウジング・ローターなど走行・機関部品の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

アイシン軽金属は、VVT(可変バルブタイミング機構)のハウジングやローターの加工も手がけています。いずれもエンジンのバルブ開閉のタイミングを左右する部品で、エンジン性能や燃費に大きく影響します。高い寸法精度も欠かせないことから、製造には高度な技術力が必要です。

アイシン軽金属が製造したハウジング・ローターは、ゼネラルモーターズのボルトやクルーズのほか、多数の車種に採用されています。採用実績から同社の技術力の高さが伺えます。

参照元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

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アイシン軽金属の企業情報

会社名 アイシン軽金属株式会社
本社所在地 富山県射水市奈呉の江12-3
電話番号 0766-82-8800
公式HP https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、押出加工のおすすめ会社を選定しています。
・アイシン軽金属の選定理由:今回調査した32社の中で押出加工に対応している会社の内、最も加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

総合圧延メーカー
としての技術力

MAアルミニウム

圧延加工したアルミ製品の画像

引用元:MAアルミニウム公式HP
https://www.malco.co.jp/summary/sheet.html

MAアルミニウムが圧延加工に
適している理由

顧客ニーズに合わせて
フレキシブルに対応

MAアルミニウムは、アルミの圧延加工における高い技術力と豊富な加工実績を有している加工会社です。顧客が求めるニーズに合わせた提案を実施しており、フレキシブルな対応を得意としています。
圧延加工に関するノウハウも豊富で、さまざまな部品製造に対応しているのも特徴。食品・飲料の容器から建築材料まで、幅広いジャンルへの対応が可能です。

アルミ板からアルミ箔まで対応

MAアルミニウムの圧延加工は、厚みのあるアルミ板から薄いアルミ箔まで対応しています。アルミ板・箔を使った部品が必要な際は、同社に相談してみるとよいでしょう。
また、MAアルミニウムは研究開発にも力を入れています。自社でアルミ合金や成形・加工技術にも積極的に取り組んでいるため、素材から相談することが可能です。

MAアルミニウムの特徴を
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MAアルミニウムのアルミ加工事例

アルミ板を用いた飲料缶を製造

アルミ板を用いた飲料缶の画像

引用元:MAアルミニウム公式HP
https://www.malco.co.jp/summary/sheet.html

アルミ板を用いて飲料缶を手がけた事例です。アルミ缶は多数の加工会社が製造していますが、MAアルミニウムは薄肉・高品質な缶の製造を得意としています。また、同社は使用済み飲料用アルミ缶(UBC)を再生するリサイクル事業にも携わっており、粉砕から圧延加工までを手がけています。
このほか、MAアルミニウムはラジエーターなどの自動車熱交換器材や、印刷会社で使用する印刷版を手がけた実績もあります。

参照元:MAアルミニウム公式HP
https://www.malco.co.jp/summary/sheet.html

アルミ箔製品の加工事例

アルミ箔を利用した製品の事例画像

引用元:MAアルミニウム公式HP
https://www.malco.co.jp/summary/foil.html

アルミ箔を利用した製品の事例です。MAアルミニウムのアルミ箔は、幅広い分野での利用実績があり、リチウムイオン電池の膜や医薬品の包装材料などに用いられています。また、食品包装やアルミ箔容器の製造も手がけるなど、豊富な実績を有しています。
このほか、アルミ箔を用いた回路材や電線被覆など、産業分野の部品も製造が可能。顧客が求める部品の種類やニーズに合わせて柔軟に対応しています。

参照元:MAアルミニウム公式HP
https://www.malco.co.jp/summary/foil.html

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MAアルミニウムの企業情報

会社名 MAアルミニウム株式会社
本社所在地 静岡県裾野市平松85
電話番号 055-992-1211
公式HP https://www.malco.co.jp/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、圧延加工のおすすめ会社を選定しています。
・MAアルミニウムの選定理由:今回調査した32社の中で圧延加工に対応している会社の内、最も加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

ビレット圧延法で
品質向上

神鋼アルミ線材

アルミの線材・棒材部品の画像

引用元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/

神鋼アルミ線材が熱間圧延加工に適している理由

国内唯一のビレット圧延方式を導入

神鋼アルミ線材は、国内で唯一ビレット圧延方式を採用している加工会社です(2024年5月16日調査時点)。同方式は、ビレットに均質化熱処理を施し、熱間圧延で線材へと加工する特徴があります。均質化熱処理により内部欠陥が減少するため、高品質なアルミ線材・棒材の製造を可能にしています。特に精度が求められる自動車や電気などの分野では、ビレット圧延方式が向いているでしょう。

参照元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1

オーダーメイドで
幅広いサイズに対応

神鋼アルミ線材は受注生産方式を採用しており、顧客が求める部品の品質や用途に合わせてオーダーメイドで製造しています。線状・棒状部品の設計段階から相談できるほか、充実した設備を取り揃えているのが特徴。

幅広いサイズの部品の製造が可能で、アルミ合金の種類により、数ミリ単位から数センチ単位までフレキシブルに対応しています。

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神鋼アルミ線材のアルミ加工事例

自動車・バイク用に
多様な部品を製造

自動車・バイク分野でのアルミ部品製造事例の画像

引用元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1

自動車・バイク分野でのアルミ部品製造事例です。神鋼アルミ線材のビレット圧延方式は、精度の高い部品設計を可能にしており、自動車・バイクなど精度が求められる分野で豊富な加工実績を有しています。
例えば、エンジンで使用するスパークプラグ端子やジェットニードルプラグ、カーエアコンの各種バルブなどを手がけています。いずれも精度と耐久性が求められるため、内部欠陥が少ないビレット圧延方式が適しています。

参照元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1

一般用途向けの加工事例

一般用途向けのアルミ部品・製品事例の画像

引用元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1

一般用途向けのアルミ部品・製品事例です。神鋼アルミ線材のビレット圧延方式は、自転車で使用するニップルやネジ・ボルト、ナットなどの製造にも適しています。耐久性が求められる衣料用のファスナーや溶接ワイヤーなどの製造にも用いられています。

また、アーマーロッドやコンプレッサー用部品、リブ端子の製造実績もあります。このほか、半導体製造装備の部品も製造するなど、電気・電力分野で豊富な実績を有しています。

参照元:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1

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神鋼アルミ線材の企業情報

会社名 神鋼アルミ線材株式会社
本社所在地 大阪府堺市西区菱木2-2153-1
電話番号 072-271-1481
公式HP https://kobelco-al-wire.com/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、熱間圧延加工のおすすめ会社を選定しています。
・神鋼アルミ線材の選定理由:今回調査した32社の中で熱間圧延加工に対応している会社の内、最も加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

「高精度・高品質」の
鍛造技術

神戸製鋼所

神戸製鋼所の製品画像

引用元:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/index.html

神戸製鋼所が鍛造加工に
適している理由

幅広いアルミ鍛造ニーズに対応

神戸製鋼所は、さまざまなアルミの鍛造ニーズに対応している会社です。油圧鍛造や砂型鍛造、メカニカル鍛造などの加工方法を取り入れており、顧客の要望に合わせた製品製造を行っています。

例えば、航空機部品や鉄道車両部品、自動車部品などの製造も可能です。また、豊富な加工実績を有しているため、技術力には確かなものがあります。

材料の調達から検査まで
一貫した体制

神戸製鋼所では、アルミ材料の調達から鍛造・各種検査までワンストップで対応しています。素材選びから悩んでいる方は、神戸製鋼所へ相談してみるとよいでしょう。

またアルミ鍛造・加工設備も充実しており、高い生産能力を確保しているのも特徴。高クオリティのアルミ部品をスピーディに生産できる体制を整えています。

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神戸製鋼所のアルミ加工事例

アルミ鍛造で自動車の
足回り部品を製造

アルミの鍛造加工を利用し、自動車の足回り部品を製造した事例のイメージ画像

引用元:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/1173723_12384.html

アルミの鍛造加工で、自動車の足回り部品を製造した事例です。神戸製鋼所は、ロアアームやアッパーアームなど、各種アームの製造を得意としています。同社は6300トンのメカニカルプレスを取り入れているため、自動車のアームなど大型製品の製作が可能です。
同社の鍛造加工は複雑な形状にも対応しており、1ヒート連続成形を実現しています。また、連続処理できる生産ラインを整え、鍛造、梱包まで一貫対応しているのもポイントです。

参照元:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/1173723_12384.html

航空機部品・鉄道車両部品の
製造事例

鍛造加工を用いた航空機部品や鉄道車両部品の製造事例の画像

引用元:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/index.html

鍛造加工を用いた航空機部品や鉄道車両部品の製造事例です。神戸製鋼所は油圧鍛造と砂型鍛造に対応しており、製品によって適した加工方法を用意しています。航空機部品は、主に油圧・砂型鍛造の両方での製造実績があり、寸法精度の高いシームレスな鍛造を可能にしています。
一方、鉄道車両部品は油圧鍛造による加工を行っています。神戸製鋼所は8,000トンのアルミニウム鍛造用油圧プレスを導入しており、さまざまな鉄道車両部品の製造に対応しています。

参照元:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/index.html

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神戸製鋼所の企業情報

会社名 株式会社神戸製鋼所
本社所在地 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-4
電話番号 078-261-5111
公式HP https://www.kobelco.co.jp/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、鍛造加工のおすすめ会社を選定しています。
・神戸製鋼所の選定理由:今回調査した32社の中で鍛造加工に対応している会社の内、最も加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

車のダイカスト
製品に特化

アイシン軽金属

ダイカスト加工した製品の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php#product-diecast

アイシン軽金属がダイカスト加工に適している理由

自動車のダイカスト加工実績が豊富

アイシン軽金属は、車のダイカスト製品の豊富な加工実績を有しています。同社は押出加工も得意としていますが、ダイカスト加工にも精通しており、さまざまな自動車部品を同工法で製造しています。

ダイカストはスピーディな生産が可能な反面、高度な技術が求められる加工技術です。アイシン軽金属は高い技術力があるため、安心して相談できるでしょう。

鍛造から組み立てまで
一貫生産ラインを構築

アイシン軽金属では、アルミ部品鍛造から部品の組み立てまで、一貫対応できる生産ラインを構築しています。ダイカスト加工した部品のトリミングや表面処理もしっかり対応してくれますので、幅広く任せることが可能です。

また、製造したアルミ部品の画像検査と外観検査も実施するなど、厳しい品質管理を徹底しています。

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アイシン軽金属のアルミ加工事例

AT用トランスミッションを製造

自動車用のオートマチックトランスミッションの部品製造事例の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

自動車用のオートマチックトランスミッションの部品製造事例です。アイシン軽金属では、センターサポートやクラッチドラム、バルブボデーなどの製造を行っています。これらの部品は形状が複雑なうえ、高い寸法精度が求められます。そのため、アイシン軽金属ではダイカスト加工を用いて部品を製造しています。

同社が手がけたAT用トランスミッション部品は、トヨタのシエラやハイランダー、カムリなどで採用されています。

参照元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

ハイブリッド車の用部品も製造

ダイカスト工法でハイブリッド車(HEV)部品を製造した事例の画像

引用元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

ダイカスト工法でハイブリッド車(HEV)部品を製造した事例です。アイシン軽金属では、インバータケースやトランスアクスルリヤカバー、バッテリーケースなどを製造した実績があります。

なお、同社はバッテリー式電気自動車(BEV)部品の製造にも対応しています。HEV用部品で採用実績がある車種は、トヨタのプリウスやカムリ、カローラクロスなど。このほか、レクサスのLSなどの高級車でも利用されています。

参照元:アイシン軽金属公式HP
https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php

アイシン軽金属の公式HPで
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アイシン軽金属の企業情報

会社名 アイシン軽金属株式会社
本社所在地 富山県射水市奈呉の江12-3
電話番号 0766-82-8800
公式HP https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/

【選定条件】
一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を調査。
以下の条件で、ダイカストのおすすめ会社を選定しています。
・アイシン軽金属の選定理由:今回調査した32社の中でダイカストに対応している会社の内、最も加工の事例が多いアルミ加工会社として選出。
(調査日:2024年4月18日)

アルミ加工会社一覧

2024年4月18日時点で一般社団法人 日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社の特徴を紹介。
会社によって得意分野や強みは大きく異なりますので、ぜひ参考にしてください。

アイシン軽金属

自動車の部品の画像 引用元:アイシン軽金属公式HP
(https://www.aisin.com/jp/group/aisin-ak/jp/business/automobile.php)

自動車の部品やダイカスト製品を得意としている会社です。技術力には確かなものがあり、工法や材料開発にも注力しています。また、自動車分野で培ったノウハウと実績を活かし、他の分野への進出にも取り組んでいます。

会社名 アイシン軽金属株式会社
創業年 1971年
本社
所在地
富山県射水市奈呉の江12-3

アルミネ

板材の画像 引用元:アルミネ公式HP
(https://www.almine.co.jp/product/)

線材や板材、棒材などの製造に対応しているアルミ加工会社です。国内外に複数の工場を有しており、高い生産能力を確保しています。品質管理も特徴で、工場で作られた部品は複数の品質チェックを経て出荷されています。

会社名 株式会社アルミネ
創業年 1921年
本社
所在地
大阪府大阪市西区阿波座2-3-24

開明伸銅

押出加工による部品の画像 引用元:開明伸銅公式HP
(https://kaimeishindo.com/publics/index/69/)

主に押出加工によるアルミ製品を製造している会社です。金型の製作から加工まで一貫した生産ラインを有しており、ワンストップで手がけているのが特徴。シンプルなものから複雑な形状まで、幅広いニーズに対応しています。

会社名 開明伸銅株式会社
創業年 1952年
本社
所在地
京都府亀岡市大井町並河3-10-1
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FEATURES

アルミニウムとは?
使用用途を解説

アルミは「ボーキサイト」という鉱石に含まれる金属で、建材や産業用機械はもちろん、家電製品やインテリアなど、幅広い用途に用いられています。軽くて加工しやすいなど、他の金属とは異なる性質を持っていますが、
欠点もいくつかあるため、用途によっては向き不向きがハッキリと分かれます。
メリットとデメリットを見極めて使用可否を判断しましょう。

メリット
  • 軽量で加工しやすい
  • 意匠性が高く幅広い用途に使える
  • 導電性や熱伝導率が高い
  • 非磁性金属の中では安価で経済的
  • 簡単に溶かしてリサイクルできる
デメリット
  • 合金の種類によって強度が変わる
  • 条件次第ではサビが発生する
  • 溶接の難易度が高い
  • 鉄と比較して耐久性が低い

【素材・部品別】
アルミ加工の特徴を詳しく知る

アルミは加工性が高く、加工方法によってさまざまな部品に変化します。
アルミ箔や線材などシンプルな部品や、複雑な形状の部品への加工も可能です。以下では、部品別にアルミ加工の特徴をご紹介します。

もっと知る!
アルミ加工の
さまざまな種類

以下ではアルミニウムの主な加工方法を紹介。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知り、自社製品を作り上げるのに相応しい加工方法を採用するようにしましょう。

押出

押出は、数百度に加熱したアルミを機械で押し出すことで製品を作る加工方法です。引抜加工と基本的なプロセスは似ていますが、素材加熱の有無が異なります。

引抜

引抜は、アルミを加熱せずに金型へ通し、その後引き抜いて製品を作ります。押出加工と基本的なプロセスは似ていますが、素材加熱の有無が異なります。

圧延

圧延は、平行に設置されたローラーの間へアルミを通して薄くする加工方法をいいます。大別して熱間圧延と冷間圧延があります。圧延はポピュラーな加工方法で、アルミ箔やアルミ板の製造で広く用いられています。

鍛造

鍛造は、プレス機やハンマーなどでアルミを叩きながら製品を作る加工方法です。大きく分けて自由鍛造と型鍛造があります。自由鍛造は少量生産に適している一方、型鍛造は同じ金型を使うため大量生産に向いています。

ダイカスト

ダイカストは、溶かしたアルミを金型に流し込んで部品を成形する加工方法です。アルミを高速で投入できるため、高速かつ大量生産を可能にしています。寸法精度も高く、金型によっては複雑な形状の部品を製造できます。

切削

切削は、旋盤やドリルなどの工具を使用してアルミを削る加工方法をいいます。広く利用されているのは旋盤を使った切削で、精度の高い寸法の部品を製造できます。主に管・棒状の部品を製造する際に用いられています。

溶接

溶接は、2種類のアルミなどを繋ぎ合わせる加工方法です。他の金属で定番の加工方法ですが、アルミでも広く用いられています。主流はイナートガスアーク溶接で、ガスを流して溶接部が空気に触れないよう保護できるようになっています。

表面処理

表面処理は、アルミの表面に化学反応を起こして特性を付加する加工方法です。主に酸化被膜を生成し、アルミの耐食性を高める目的で行われます。また、意匠性の向上を目的として塗装・メッキを施す場合もあります。