幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、山川工業のアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。
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アルミについて大まかな知識はあるものの、加工業者とのつながりが薄く、クレームが発生して採算が合わなくなってしまうなど、加工トラブルに巻き込まれていました。山川工業には、素材だけでなく、多くの加工業者と協力して各種加工を施したパイプ部品を販売してきた実績があります。実績とノウハウをもとに、加工業者と打ち合わせも代行してくれました。
※参照元:山川工業公式HP(http://www.al-ymkw.co.jp/consulting/one_stop.html)
引用元HP:山川工業公式HP
http://www.al-ymkw.co.jp/technology/lens.html
引用元HP:山川工業公式HP
http://www.al-ymkw.co.jp/technology/beauty.html
引用元HP:山川工業公式HP
http://www.al-ymkw.co.jp/technology/swaging.html
山川工業では、細部までこだわった引抜加工を行っています。まず注意しているのが、残留応力です。残留応力が蓄積されたままでは加工歪みが生じてしまうため、精度はもちろん熱処理に対しても配慮を行い、残留応力を残さない加工を行っています。
また、曲がり精度を要求される製品の場合は、引抜いた管のうち、特に曲り精度の高い中央部分を使用。精密機器部品でより高精度を求められる製品の場合は、真円度等に注意し、余分な外力をかけないように作業しています。
37Kw、6TON~200Kw、60TONの抽伸機、縦型/横型の矯正機、口付機(油圧式/3ロール全自動式)、切断(手動型/半自動型/自動型)、熱処理炉など多様な設備を備え、顧客のニーズに応えています。
数多くの引抜工具を保有している点にも注目。使用しているうちに摩耗してしまった工具も、廃棄ではなく修正し、半端寸法の工具としてあえて使用することで、多様なニーズに応えています。もちろん、希望の半端寸法に合わせた工具を製作することも可能です。
山川工業の強みは、8mまでのパイプをオペレーション可能な焼鈍炉を保有している点です。「長いアルミパイプの加工をしたい」という場合、現場で何本もの中・短尺パイプをつなぎ合わせると、溶接等のコスト増大と加工の手間がかかってしまいます。
例えば、総長280m分のパイプを曲げ加工して溶接でつなぎ合わせると、全長4mの市販材では70本が必要となり、その分手間とコストがかかります。しかし長尺材のままで熱処理できる山川工業なら、8mのパイプ35本でOK。溶接や加工コストを大幅に抑えることが可能です。
長年のノウハウと技術をもとに、残留応力に配慮した加工を行っている山川工業。質の高い製品は、さまざまな業界で利用されています。8mまでのパイプの熱処理も行えるので、長尺の熱処理でお悩みの方はチェックしてみてください。
本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
会社名 | 山川工業株式会社 |
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設立年 | 昭和20年11月 |
本社所在地 | 埼玉県新座市野火止上6-17-12 |
既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1
※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。