神戸製鋼所

神戸製鋼所 引用元HP:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/

幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、神戸製鋼所のアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。

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神戸製鋼所の事例

生活に不可欠な製品を
製造

パソコンやTVレコーダーなど、生活に不可欠となったハードディスクの性能を支えるアルミニウム合金基盤に、神戸製鋼所の製品が使われています。「ブランク」と呼ばれる部品では、世界シェア約50~60%を維持(2024年5月16日調査時点)。また、アルミボトル缶材のうち、複雑な加工が必要なボトル缶でも約70%の国内シェアを占めています。

参照元:神戸製鋼所公式HP(https://www.kobelco.co.jp/products/almi/index.html)

参照元:神戸製鋼所公式HP(https://www.kobelco.co.jp/products/almi/sub_straight.html)

コンピュータ磁気ディスク用ブランク・サブストレート

引用元HP:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/almi/sub_straight.html

     
  • 用途:コンピュータ磁気ディスク
  • 加工法:端面加工、グラインド加工など
自動車部品

引用元HP:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/steel-aluminum/car/index.html

     
  • 用途:自動車部品
  • 加工法:不明
金型用高強度アルミ合金

引用元HP:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/almi/alhard.html

     
  • 用途:金型
  • 加工法:不明
アルミ・マグネシウム鋳鍛造品

引用元HP:神戸製鋼所公式HP
https://www.kobelco.co.jp/products/magnesium/index.html

     
  • 用途:金航空機部品、鉄道車輌部品
  • 加工法:不明

神戸製鋼所の特徴

「KOBELCO」ブランド
で世界シェアを占める

神戸製鋼所は、1905年の創業以来100年以上にわたって、幅広い分野でものづくりを行っている企業です。主な事業は、鉄鋼、溶接、アルミ・銅などの「素材系事業」、産業機械、エンジニアリングなどの「機械系事業」、そして「電力事業」の3つです。

早くから海外事業を展開しており、現在は約100カ所の海外拠点で、さまざまなプロジェクトを展開中。グループ企業のブランド「KOBELCO」は、グローバル市場でシェアを広げています。

軽量化が望まれる製品で
高く評価

より薄く、より高精度に、より使いやすく」を追求し、多段圧延機「KT Mill」や「KST Mill」の製造を行なっている神戸製鋼所。アルミ加工では、この長年培ってきた高度な圧延技術を活かし、アルミニウムの可能性をさらに追求しています。

飲料用アルミ缶材、コンピュータディスク材、エアコン用表面処理フィン材、自動車用パネル材、半導体・液晶製造装置向厚板など、特に軽量化が強く望まれている製品で実績豊富です。

グローバルな供給体制で
ニーズに応える

特に、自動車用アルミパネル材では、高度な表面処理技術で自動車軽量化に貢献。特にアルミ圧延材や鋳鍛造品を得意とし、「加工技術」まで含めたアルミ分野の総合力を培っています。

独自に蓄積したデータを駆使してコンピュータによるアルミ部材の成型解析を行なったり、総合的な技術力とサービスをもとに、車体パネル材や、足廻り鍛造品、バンパービームやドアビームなどの押出し材などを早期に商品化したりと、その取り組みは多種多様。地球規模で拡大する自動車軽材料化のニーズに応えられる、グローバルな供給体制も強みです。

アルミ加工会社は
『作りたい部品』から選ぶ

長年培った高度なアルミ加工技術と、世界中の拠点を活用したグローバルな供給体制を強みに、さまざまな分野でシェアを広げている神戸製鋼所。軽量化ニーズに応える加工会社を探している方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

【部品別】
実績のあるアルミ
加工会社をみる

神戸製鋼所の会社情報

会社名 株式会社神戸製鋼所
創業年 1905年9月1日
本社所在地 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-4
“あと一歩”を解決!
技術力の光る
アルミ加工会社3選

既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1

管材(パイプ)の加工なら
日本伸管
管材のこんな要望を解決!
  • #薄肉
  • #極小径
  • #内面美観
  • #肌加工
  • JAXAからの依頼で製作した内径φ8のクシ型ヒートパイプや、内径寸法精度+0.063/0の鉄道車両用シリンダー材、自動車やバイクのマフラー材など、高精度なパイプ材の製造が得意なメーカー。
  • 「偏肉率1.35%以下・外径φ22×内径φ9に対し公差±0.02」といった難しいオーダーにも対応できる技術力や経験を持つ。
板材・箔材の加工なら
MAアルミニウム
板材のこんな要望を解決!
  • #薄膜
  • #複雑圧着
  • #耐食性
  • #高強度
  • 印刷版や内外装建築材などの厚い板から、食品やリチウムイオン電池の包装材などの薄い箔まで、幅広い対応実績がある。
  • 論文発表や学会受賞歴※2など、研究や分析が得意なメーカーでもあり、強度・耐食性・成形性といった課題から素材開発の相談も可能。
線材・棒材の加工なら
神鋼アルミ線材
線材のこんな要望を解決!
  • #結晶粒微細化
  • #偏析防止
  • #限界加工率向上
  • #高圧対応
  • 国内で唯一、ビレットで均質化熱処理後に熱間圧延で線材化する「ビレット圧延方式」を採用※3しており、ミクロポロシティやブローホールがほとんど発生しない高品質な線材/棒材の製造が可能。
  • 半導体の導電材、自動車部品のネジ用素材など、ミリ単位の精密加工が必要な部品の製造実績もある。

※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。