引用元HP:神鋼アルミ線材公式HP幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、神鋼アルミ線材のアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。
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※参照元:神鋼アルミ線材公式HP(https://kobelco-al-wire.com/2-1)
引用元HP:神鋼アルミ線材公式HP
https://kobelco-al-wire.com/2-1
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神鋼アルミ線材は、コベルコ(神戸製鋼)グループの一員です。2007年に大同軽金属工業から社名変更しました。
大きな特徴は、国内でも珍しいビレット圧延方式でアルミ線・棒製品を製造している点です。同社のビレット圧延方式とは、DC鋳造にてビレットを作製し、均質化熱処理を施した上で、熱間圧延にて線材化する方法です。
熱間圧延を行うことで、内部組織が微細かつ均一で、内部欠陥の少ない製品を作り出すことが可能。「安定した加工品質が得られる」「加工時の不良が少ない」「複雑な鍛造加工に耐えられる」として、複雑加工が必要なクライアントから高く評価されています。
7K50をはじめ、KTM-10や4K32、KE6A、A656、PF20など、神戸製鋼所が開発した殆どの合金が使用可能です。高Si合金(4000系合金)、高Mg合金(5056、5356)、高力合金(2000系合金、7000系合金)も容易に製造することができます。
中でも7K50は、アルミニウムボルトの可能性を広げる注目の高強度製品。7050,7075をベースにMg・Znの量を増やして、7075よりも約20%強度がアップしているのが特徴です。自動車の軽量化やドローンなど今後の活用が期待されています。
品種ごとに異なる時効硬化特性と加工硬化特性を持っているアルミニウム合金。神鋼アルミ線材では、クライアントの用途、加工方法にアルミ合金の特性をマッチさせた材質を設計するとともに、加工しやすい形状を提案しています。
また、金属顕微鏡や実体顕微鏡、ビッカース硬さ試験機、マイクロビッカース硬さ試験機など金属組織学に基づいた評価体制を整え、設計した品質特性がしっかりと発揮できているかをチェックしています。
独自の技術で品質の高いアルミ線・棒製品を製造している神鋼アルミ線材。材料特性・組織のバラツキ、円周方向の異方性、微小な気孔(ミクロポロシティ)のないアルミ線・棒製品をお探しの方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
| 会社名 | 神鋼アルミ線材株式会社 |
|---|---|
| 設立年 | 1942年7月28日 |
| 本社所在地 | 大阪府堺市西区菱木2-2153-1 |
既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1
※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。