幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、UACJのアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次 閉じる
引用元HP:UACJ公式HP
https://uex.uacj-group.com/product/aluminum01/
引用元HP:UACJ公式HP
https://uex.uacj-group.com/product/aluminum02/
UACJは、アルミニウム業界の「老舗」古河スカイと住友軽金属工業の統合により、2013年10月1日に誕生したアルミニウム圧延メーカーです。
1905年からアルミニウム板圧延に取り組んでいる古河スカイ、1898年からアルミニウム圧延事業を手掛けている住友軽金属工業。両社が100年以上かけて培ってきた技術力と製品力そして世界規模での生産・販売ネットワークが強みです。アルミニウム圧延品の生産能力は年間100万t以上※(2024年5月27日調査時点)。日本国内のみならず、世界でもその名は広く知られています。
※参照元:UACJ公式HP(https://www.uacj.co.jp/recruit/feature/position.htm)
UACJの強みは、多様なニーズにきめ細かく対応できる加工技術です。専門的な設備や技術・ノウハウを備え、厚板や薄板、箔地、さまざまな形状などに加工しています。
特に、LNGタンカーや航空機などの外装材に使用される巨大なアルミニウム製品づくりは、UACJの独壇場。全長400m、幅4.3mの大型熱間圧延ラインをはじめ、重さ15,000tのアルミニウム鍛造プレス設備など、大規模な生産設備を完備。これに、ハイレベルな板厚制御技術を掛け合わせて、畳何十畳もの巨大なアルミニウム厚板を製造しています。
押出事業や箔事業、鋳鍛事業、加工品事業は、グループ内の事業会社がニーズに柔軟かつタイムリーに対応しています。
押出事業を担っているのは、UACJ押出加工。国内でも珍しい5600t直接・間接併用押出機など高出力の間接押出機を活用して、高い寸法精度と大径・長尺の製品を製造しています。
箔事業を担うUACJ製箔では、高い圧延技術、合金技術や加工技術、自動形状制御システムで高品質・高精度な箔製品を提供しています。
身近な食品・医薬品の包装材から、LNGタンカーや航空機用の厚板まで、幅広いアルミニウム製品を提供しているUACJ。「グローバルアルミニウムメジャーグループ」として、多様なニーズにきめ細かく応えています。
本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
会社名 | 株式会社UACJ |
---|---|
設立年 | 2013年10月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-7-2 |
既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1
※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。