レゾナック

レゾナック 引用元HP:レゾナック公式HP
https://www.resonac.com/jp

幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、レゾナックのアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。

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レゾナックの特徴

半導体用材料や自動車関連製品などで実績豊富

レゾナックは、2023年に昭和電工と昭和電工マテリアルズが統合して誕生した大手化学メーカーです。東新橋の拠点のほか、国内外にオフィスや生産拠点、グループ会社を展開しています。

主な製品は半導体用材料、ディスプレイ・光学関連材料、配線板用基板材料、配線板用プロセス材料、リチウムイオン電池用負極材料、機能性樹脂・材料、成形用樹脂・材料、医薬品・ライフサイエンス関連製品、カーボン・セラミックス、機能性フィルムです。自動車関連製品では、トヨタ自動車と共創して技術開発に取り組んでいます。

AI-高Si合金の量産実績
が豊富

レゾナックでは、アルミニウム合金押出棒・引抜棒を製造しています。独自開発した気体加圧式ホットトップ連続鋳造法によって鋳造したビレットを2,500t間接押出機で押出すことで、AI-高Si合金(共晶系、過共晶系)、7000系合金など難易度の高い押出しに対応しています。

中でもAI-高Si合金(共晶系、過共晶系)では量産実績が豊富。加工したアルミ材は、自動車、機械、家電部品の耐磨耗性摺動部材・耐食性構造部材・耐熱性高強度部材・耐圧部材等の鍛造および切削用素材に多く使用されています。

自社素材で鍛造品を製造

自社の素材を用いてアルミニウム合金鍛造品の開発・生産を行っており、「鉄製部品(耐圧部品、強度部品等)の軽量化、切削加工費低減」「アルミニウム製部品の強度向上と薄肉化」「アルミニウム鋳造部品の内部品質信頼性向上(品質保証コストの低減)」などの目的で多く使用されています。

注目は、過共晶系Al-Si合金や共晶系Al-Si合金を使用した鍛造品です。独自の細径連続鋳造技術によって鍛造用素材として使用できるようにしています。自動車、オートバイなどの摺動部品、強度部品として利用することで、アルミニウム製部品の強度、耐摩耗性向上を実現することが可能です。

アルミ加工会社は
『作りたい部品』から選ぶ

独自の技術で、他にはないアルミ加工を行っているレゾナック。AI-高Si合金(共晶系、過共晶系)や7000系合金などの押出し加工や、製品の強度・耐摩耗性向上を実現させたい方は、ぜひチェックしてみてください。

本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

【部品別】
実績のあるアルミ
加工会社をみる

レゾナックの事例

スクロール

引用元HP:レゾナック公式HP
https://www.resonac.com/jp/products/auto/94/1485.html

     
  • 用途:電動自動車用エアコンのコンプレッサー
  • 加工法:背圧・密閉・バリ出などから最適な方法を提案
パワー半導体冷却器

引用元HP:レゾナック公式HP
https://www.resonac.com/jp/products/auto/94/14846.html

     
  • 用途:電動車用パワー半導体冷却器・電動車用バッテリーの冷却器など
  • 加工法:押出加工など
ヒートシンク

引用元HP:レゾナック公式HP
https://www.resonac.com/jp/products/auto/94/1262.html

     
  • 用途:インバーターなどの半導体冷却器(主に空冷方式)
  • 加工法:不明

レゾナックの会社情報

会社名株式会社レゾナック
設立年昭和37(1962年)年10月
本社所在地東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング
“あと一歩”を解決!
技術力の光る
アルミ加工会社3選

既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1

管材(パイプ)の加工なら
日本伸管
管材のこんな要望を解決!
  • #薄肉
  • #極小径
  • #内面美観
  • #肌加工
  • JAXAからの依頼で製作した内径φ8のクシ型ヒートパイプや、内径寸法精度+0.063/0の鉄道車両用シリンダー材、自動車やバイクのマフラー材など、高精度なパイプ材の製造が得意なメーカー。
  • 「偏肉率1.35%以下・外径φ22×内径φ9に対し公差±0.02」といった難しいオーダーにも対応できる技術力や経験を持つ。
板材・箔材の加工なら
MAアルミニウム
板材のこんな要望を解決!
  • #薄膜
  • #複雑圧着
  • #耐食性
  • #高強度
  • 印刷版や内外装建築材などの厚い板から、食品やリチウムイオン電池の包装材などの薄い箔まで、幅広い対応実績がある。
  • 論文発表や学会受賞歴※2など、研究や分析が得意なメーカーでもあり、強度・耐食性・成形性といった課題から素材開発の相談も可能。
線材・棒材の加工なら
神鋼アルミ線材
線材のこんな要望を解決!
  • #結晶粒微細化
  • #偏析防止
  • #限界加工率向上
  • #高圧対応
  • 国内で唯一、ビレットで均質化熱処理後に熱間圧延で線材化する「ビレット圧延方式」を採用※3しており、ミクロポロシティやブローホールがほとんど発生しない高品質な線材/棒材の製造が可能。
  • 半導体の導電材、自動車部品のネジ用素材など、ミリ単位の精密加工が必要な部品の製造実績もある。

※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。