幅広い分野で加工されているアルミ。一口にアルミ加工会社といっても、取り扱うアルミ部品や加工方法などが異なります。ここでは、金秀アルミ工業のアルミ加工の特徴や事例をご紹介します。自社に合ったアルミ加工会社を探したい方は、ぜひ参考にしてください。
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金秀アルミ工業は、沖縄県を拠点にサービスを提供しているサッシメーカーです。アルミ形材の押出機とアルマイト表面処理施設を完備。「もっと身近に、より確かに」をキャッチフレーズに、アルミ形材の押出・表面処理からサッシ・ドアの製造までを行っています。
2024年3月31日には、YKK APの完全子会社としてリスタート。両社の技術・ノウハウを共有することで、より高品質なサービスを提供しています。
ビレットを切断し、余熱で柔らかくしたビレットを、金型(ダイス)をセットした押出機で押出していきます。押出後、形材を冷まし、まっすぐ整えた注文の長さへ切断。熱処理やカラーリング、合成樹脂塗装で強度を高めたら、アルミニウム形材の完成です。
約3,500種類※の金型(ダイス)を保有しているほか、要望に合った形状で形材を製造し、R曲げやNC加工などを行うことも可能です。
※参照元:金秀アルミ工業公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=_fPQi-8UGGY)
品質の高い製品作りにこだわっている金秀アルミ工業。JIS規格よりもさらに厳しい自社基準を設け基準を超えたものだけを製品化しています。
さらに、同社の品質を支えているのが風洞試験室です。96mの風速を再現して耐水性を測る実験や、4L/㎡の水と脈動圧(周期的に変動する圧力)を加え、10分間で室内側への雨水がどれくらい浸入するかをチェックする実験などを実施。耐水性や水密性など数項目を確認しています。試験で得たデータは、新たな製品開発や、特殊な条件の製品作りなどに生かしています。
沖縄を拠点に、質の高いアルミ製品を製造・販売している金秀アルミ工業。長年培ったさまざまな技術で、アルミ材の押出しから加工まで一貫して行なっています。サッシやドアの製造だけでなく、土木製品の製造などでも実績豊富なので、建材や土木製品のアルミ加工を依頼したい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
本サイトでは「アルミパイプ・棒」「板」など、作りたい部品ごとにおすすめのアルミ加工会社をご紹介しています。アルミ加工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
公式サイトに記載がありませんでした。
会社名 | 金秀アルミ工業株式会社 |
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創業年 | 昭和46年(1971年)6月18日 |
本社所在地 | 沖縄県西原町字掛保久217 |
既存製品の改良や新製品開発において、より高品質な素材を求めるメーカー担当者必見! 代表的な二次加工展伸材である「管材」「板材」「線材」それぞれの領域で高い技術や深い知見を持つメーカーを紹介します。※1
※1 当サイトでは、一般社団法人日本アルミ協会の「圧延・押出部門(二次加工)」会員名簿に掲載されている32社を二次加工のアルミ加工会社と定義している。
(2024年4月18日調査時点)
参照元:https://www.aluminum.or.jp/about/memberlist/
※2 参照元:一般社団法人 軽金属学会 小山田記念賞(第58回・第59回) 参照元:https://www.jilm.or.jp/page-recognition0221
※3 2024年5月16日編集チーム調査時点。